ハス池のツバメ2025/07/06 21:45

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6月下旬、ハスの花が開き始める頃になると、公園のハス池にツバメが飛び交うようになる。朝早いうちは、ハスの茎の間を縫うように飛ぶことが多いので、運がいいとハスの花をバックに撮ることができる。
   
ドットサイト照準器のターゲットマークをツバメに合わせて連射しているとテンションが上がるが、撮った画像を確認すると、ほとんどがフレームから外れているか、入っていてもピンボケだ。それでも、カメラは昨年はEOS R8だったのが今年はR5 mark IIになり、最近雲台をフリーターン雲台からカウンターバランスに替えたおかげか、多少歩留まりがよくなったような気がする。カウンターバランス雲台はターゲットを狙いやすいし、R5 mark IIは飛びもののAF精度が高いように思う。
ただ、mark IIになってローリングシャッター歪みが低減し、鳥の羽の変形はかなり抑えられているとはいえ、カメラを横に振ると垂直のものが傾くことが多い。

ルリビタキ2025/03/18 21:53

ルリビタキ

今季は冬鳥が少なかったが、その冬鳥もそろそろ渡りの季節に入っている。いつもの都内の公園では、別のテリトリーにいた2羽のルリビタキのメス(若オスかもしれないが、自分には判断がつかないのでメスとしておく)が、どちらも姿が見えなくなった。一方、先日は常連さんがオス成鳥を見ていて、通りすがりに立ち寄ったようだ。
上の写真は、市内公園で見たオスとメス。青いオスは美しいが、アイリングがはっきりしたメスも愛らしい。
   
下の一枚目は都内公園にいたメスで、元日に撮ったもの。病気なのか怪我なのか目の周りが痛々しかった。二枚目は、それから約2か月後に撮ったもので、目の周りが大分きれいになっていた。また元気で戻ってきてくれるだろうか。

ニューラルネットワークイメージプロセシングツール(Neural network Image Processing Tool)-ヒヨドリ2025/03/15 21:44


Canonのカメラには、専用の画像編集アプリDigital Photo Professional(DPP)が用意されている(現バージョンはVer.4のDPP4)。以前の記事で、DPP4に関し「オプションのNeural network Image Processing Toolを組み込むと、ニューラルネットワークノイズリダクションによるノイズ低減(ディープラーニング技術によるノイズ低減)を行うことができる。」と書いた。Canonのウェブサイトにも「Neural network Image Processing Toolは、Digital Photo Professional 専用の高画質処理ツールです。」と書かれている。しかし、Neural network Image Processing Tool(NNIPT)は、DPPから起動することができるが、独立したツールとしても使用することができるので、正確にはオプションでも専用というわけでもない。
   
NNIPTを使うと、ニューラルネットワークノイズリダクションによるノイズ低減(ディープラーニング技術によるノイズ低減)を行うことができる。ところが、このToolを使用するにはPCのGPUが「DirectX 12に対応したビデオカード(VRAM 4GB以上)」という制限があり、GPUがCPU内蔵という通常のビジネスユースのノートPCではインストールもできない。
   
一方、NNIPTを使わなくても、EOS R5 mark IIにはカメラ内のニューラルネットワークノイズ低減という同等の機能がある。しかし、多数の画像の中から残す画像を選択するのはPCで行うのが現実的で、ニューラルネットワークノイズ低減処理を行うには選択した画像をカメラに戻し、処理を行ってからまたPCで編集作業をする、という手順になり、大変面倒だ。
   
というわけで、画像編集に適したPCが必要になり、プログラマーの鳥友さんにアドバイスを頂き、ゲーミングPCを買うことになった。上の写真は、そうしてインストールしたNNIPTで、ISO2000で撮影した画像を処理したもので、下の写真は通常のノイズ低減(カメラ内の高感度撮影時のノイズ低減)(左)と、NNIPT処理(右)を比較したものだ。NNIPT処理では、通常のノイズ低減と比べて格段にノイズが低減されている。解像度が若干低下しているのは、許容範囲内といえるかどうか。
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