アトリ2025/03/01 20:55


昨年10月に公園で初認してから何度も姿を見せてくれているアトリ。名前の由来となっているような大群ではないが、最大20羽ほどで木の実を探して移動しているのが見られ、今季は冬鳥が少ない中で貴重な存在だ。上の一枚目はオス、二枚目と三枚目はメスだろう。
   
下は、カワラヒワと一緒に地面に落ちている木の実を啄んでいるメス。

小翼羽-オオタカ2025/03/04 17:07


公園の池にある島の木に止まっているオオタカが飛び出すのを、岸からカメラを構えて待っていること40~50分、運よくこちら側に飛んできた。獲物を狙っていたようだが、池の上で少しホバリングしてから狩りをせずに飛び去って行った。いつもはファインダーで被写体を追っているが、失敗が続いていたので、そのときは久しぶりにドットサイトを使ってみたのがよかったようだ。フォーカスはもちろんカメラ任せだ。
上の写真は、オオタカがホバリング状態に入るときのもので、翼(雨覆)の上に小さな翼(小翼羽)があるのがはっきり見える。小翼羽は、低速で飛行するときに広げて失速するのを防ぐらしい。小翼羽については、田谷昌仁「鳥の小翼羽の働きについて」(https://www.city.chiba.jp/kyoiku/gakkokyoiku/kyoikushido/documents/22tori.pdf)に詳しく記載されている。この論文は、驚いたことに中学生が書いたもので、平成25年度千葉県児童生徒・教職員科学作品展・全国展に出品され、千葉県知事賞を受賞している。
   
下の写真は、上の写真の前に滑空からホバリングに移行するときのもので、小翼羽は、滑空状態では雨覆にぴったり重なっているが、減速すると開くのがわかる。
   

下は、ホバリング状態から飛び去るときに目の前を横切ったときのもので、ほぼノートリミングで、このときは珍しくドットサイトの調整がぴったりだったようだ。視野に入りきらないコマもあり、焦点距離はワイド側にした方がよかったが、ファインダーを使っていたとしても引いたりしている余裕はなかっただろう。
   
   
次からはファインダーで追えるようにがんばろうと思う。

イソヒヨドリ2025/03/07 18:33


先月、シノリガモを見に行った海岸の岸壁にいたイソヒヨドリ。 メーテルリンクの青い鳥が何の鳥か諸説あるらしいが、日本ではイソヒヨドリはルリビタキやカワセミと並んで幸せの青い鳥と呼ばれることもあるようだ。少々いかつい顔をしているが、色もさえずりも美しい。
近年は内陸に進出しているらしく、前に家の近くで見たことがあるが、それ以来海の近く以外のところで見たことはない。
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