シジミチョウ2024/10/06 20:23

公園の森から駐車場への帰り道、あまり良い写真が撮れなかったなと思いながらガマ田を通ると、小さなチョウがたくさん飛んでいた。何種類かのシジミチョウのようで、そのうちの2種を撮ってみた。
上の写真はヤマトシジミ、下はウラナミシジミ。下右は、別の日に観察窓を除いているときに手に留まったのを撮ったもの。ウラナミシジミの翅は、表と裏が色も模様も異なっていて、裏の波模様が名前の由来になっている。

シジミチョウの名前は、大きさや形から貝のシジミに由来するそうだ。幼虫はワラジムシのような形のものが多いらしい。ヤマトシジミは、チョウだけでなく貝の標準和名にもなっている。グループが異なる生物であれば、同じ標準和名をつけてもよく、そのような同名異種は、ホトトギス(鳥類、植物)、シマアジ(鳥類、魚類)など、たくさんあるようだ。

ギンヤンマの連結飛翔と産卵2024/09/18 19:09


公園の水遊びができる池とそれにつながる水路では、トンボがたくさん見られる。多くはシオカラトンボやアキアカネのようで、ギンヤンマも交じっている。
ギンヤンマが飛ぶ姿を撮るのは難しいが、オスとメスが連結飛翔しているときは、少し動きが鈍くなり、比較的撮りやすい。
トンボの種類にもよるのだろうが、交尾後に連結したまま産卵場所まで飛翔し、産卵も連結したまますることが多いようだ。メスが単独個体で産卵することもあるらしい。
上の一枚目は水面下で産卵しているところ、2枚目は産卵場所まで連結飛翔しているところ。
   
下は、上の連結飛翔の前に撮ったもので、メスはほぼ水中に没しているが、何をしているところだろうか。

ラミーカミキリ2024/08/28 20:49

ちょっと時期遅れだけど、ラミーカミキリを上げておこう。
6月後半~8月の公園には、カワセミ、コアジサシ以外は目ぼしい鳥が少なく、オオヨシキリの声もしなくなり、いわゆる鳥枯れ状態だ。常連さんの中には、この時期は望遠レンズをマクロレンズに替えて昆虫に熱中している方も少なくない。ふた月ほど前に、そうした大先輩にラミーカミキリがいる所に案内して頂いた。そのときは見つからなかったが、翌日行ってみたらすぐに見つかった。
ラミーカミキリは、江戸時代末期に輸入されたラミー(ナンバンカラムシ)に付いて持ち込まれたといわれている。その特異な模様から、タキシードを着たカミキリとか、パンダカミキリとか、ドクロカミキリなどと言われているようだ。
   
それ以来、チョウやトンボなど昆虫を見ると写真を撮るようになった。マクロレンズを持っていないので、望遠ズーム(RF 200-800)で撮っている。マクロ撮影可能なコンデジ(Powershot SX740 HS)も使ってみたが、自分には望遠ズームの方が使いやすいようだ。RF200-800は最短撮影距離が割と短いのでマクロ的な使い方ができる。
下はカメラに留まったミドリグンバイウンカの幼虫だが、数mmの虫でもRF200-800で撮ることが一応可能だ(一番上のラミーカミキリはピンボケだけどご愛敬ということでご容赦を)。
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