フィルム時代の鳥見記録(対馬 その一) オウチュウとヤマショウビンが同じ木に2023/06/16 13:49

根性なしの鳥屋には梅雨時から残暑はほぼシーズンオフであり、新しいネタもあまり出てこないと思うので、昔の鳥見の記録や写真を整理してアップしておこうと思う。

前回ハレー彗星が地球に最接近した年の5月、鳥見の師匠と一緒に対馬に行った。福岡に着いた日は和白干潟に行き、その日の夜に比田勝行のフェリーで早朝対馬に着き、佐護(記録が残っていないが多分そうだと思う)で2泊野営し、対馬空港から福岡行の飛行機で帰る、という日程だった。因みに、その飛行機は国産プロペラ旅客機YS-11だった。2月に近日点を通過したハレー彗星は5月でもフィールドスコープで観察することができた。

対馬で一番初めに見た目ぼしい鳥が、上の写真のオウチュウとヤマショウビンである。幸先のよい出会いで、今でもそのときの感動は忘れられない。
多分、間に畑か川があって近寄れず、豆粒のような鳥影だが、かろうじて判別できる。

その外には、カラシラサギ、ムラサキサギ、コアオアシシギ、オグロシギ、コシャクシギ、コノハズク(s)、オオコノハズク(s)、イワミセキレイ、ツメナガセキレイ、ムネアカタヒバリ、キマユホオジロ、シロハラホオジロ、コホオアカ、シマノジコ、アカマシコ、コムクドリ等が記録にあった。

当時使っていた機材はCanon New F-1+New FD300mm F4(+ときどき2xエクステンダー)、フィルムは主にエクタクローム(ISO100)、たまにコダクローム(ISO64)だった。ISO感度が低いので少し暗いと開放でもシャッター速度は1/60秒とか1/125秒で、今のカメラで5段の手ブレ補正だと1/2秒か1/4秒に相当する。ミラーレス一眼に400mm(APS-Cだと600mm相当)レンズを付けて1/4秒程度のシャッター速度で撮るのと同等であり、手ブレしないで撮るのはほとんど無理だった(もちろん技術もない)。したがって、ろくな写真がないことはご容赦頂きたい。

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