イロジロトウネンとハネナガトウネン ― 2023/09/10 20:23
左は台風明けの干潟で見た色白のトウネン。右は先の記事のちょっとヨロネン寄りのトウネン。初列風切りは、イロジロでは尾から突出せず(下の写真でも同様)、右のトウネン(以下、ハネナガ)は突出している(特に先の記事の3枚目)。
ハネナガは嘴は細くないし、喉が白くないが、ebird Japanのヨーロッパトウネン(繁殖期成鳥)は喉に明確な斑紋があり、幼鳥2枚目の嘴はハネナガと同じように見える。
ますますわからなくなってきた。
久々の谷津干潟自然観察センター - イソシギ ― 2023/09/11 22:31
台風明けに三番瀬に行った後、ついでに谷津干潟に行ってみた。三番瀬では見ないイソシギが谷津には何羽かいた。イソシギは海よりも内陸にいる印象があるが、なぜイソシギという名前なのだろう。
バードウォッチングから離れていたときも、谷津干潟には何度か来たことがあって、周りを散歩したり自然観察センターの中の食堂で昼食を取ったりした。その頃は、煎茶セットというのがあって、器体からだったか蓋からだったか小さな鳥が飛び出す急須が使われていて、お茶も生菓子も美味しかった。最後に自然観察センターに入ってから二十年ほど経つ。
近頃は犬連れのことが多くて建物には入れないが、その日は自分一人だけだったので、久しぶりに食堂に行ってみようと思い、入館してみた。メニューから煎茶セットはなくなっていたが、「谷津干潟の焼きおにぎりセット」というのがあって、海苔をダイゼンとカニの形に切り抜いてある。急須の鳥も楽しかったが、このおにぎりも楽しい。一人で食べるには少し恥ずかしかったけれど。
バードウォッチングから離れていたときも、谷津干潟には何度か来たことがあって、周りを散歩したり自然観察センターの中の食堂で昼食を取ったりした。その頃は、煎茶セットというのがあって、器体からだったか蓋からだったか小さな鳥が飛び出す急須が使われていて、お茶も生菓子も美味しかった。最後に自然観察センターに入ってから二十年ほど経つ。
近頃は犬連れのことが多くて建物には入れないが、その日は自分一人だけだったので、久しぶりに食堂に行ってみようと思い、入館してみた。メニューから煎茶セットはなくなっていたが、「谷津干潟の焼きおにぎりセット」というのがあって、海苔をダイゼンとカニの形に切り抜いてある。急須の鳥も楽しかったが、このおにぎりも楽しい。一人で食べるには少し恥ずかしかったけれど。
フィルム時代の鳥見記録(北海道 落石岬・春国岱・白鳥台) シマセンニュウ ― 2023/09/14 18:42
1985年夏、仕事で札幌に行く用事があり、その前後の週末にウトナイ湖、落石岬、春国岱、白鳥台、霧多布岬などに行った。
札幌から根室に着くと、8月上旬というのに日中17℃程の気温で、さほど離れていない釧路あたりとは全く気候が違う。最初に行った落石岬は、濃い海霧のせいか市中よりもさらに寒かった。経験したことのないような霧の中、木道を歩いている間誰にも会わず、幻想的というか、どこかに迷い込んだような感覚だった。草の露で靴の中までびしょ濡れになったのには閉口した。
その日の落石岬での記録を見ると、アカゲラ、マキノセンニュウ、ノビタキ、シアマオジ、ショウドウツバメ、ベニマシコ、ウソ等20種見ているが、霧で霞んでいたせいか、写真はシマセンニュウしか撮れていない。写真では判別は難しいが、記録にはシマセンニュウと書かれているので、鳴き声で確認したのかもしれない。尾が痛んでいるのか生え変わりの途中なのか不揃いの尾の先に、シマセンニュウに特有の白斑がかすかに見える。
落石岬の後、春国岱に行った。そこでの最大の敵が蚊ということはそれまで知らなかった。立ち止まって双眼鏡を覗いていると、ものすごい数の蚊が集まってくる。あわてて逃げると、自分のシルエットの蚊の塊が一瞬残り、すぐにこちらに寄ってくる。普通、蚊柱はユスリカが多いようだが、蚊も文字通り蚊柱を作ることがあるようだ。とても鳥など見ていられる状況ではなく、すぐに退散し、白鳥台に向かった。春国岱にも人一人いなかった。
写真は白鳥台で見たタンチョウで、水辺に居たので、風連湖畔だったのだろうか。タンチョウがいた所はかなり離れていたと記憶している。
ドライブイン(今ではその辺りに「道の駅スワン44ねむろ」があるらしい)で根室行のバスを待っていると、私の格好を見た相客が、バスは当分来ないからと、車に乗せて下さった。ありがたいことで、当時はそういうことが珍しくなかった。
北海道への行きは苫小牧航路のフェリーに乗り、船上から鳥を探した。記録にはオオミズナギドリ、アカエリヒレアシシギ、ウミネコしか残っていない。札幌に向かう途中、ウトナイ湖サンクチュアリに寄り、シマエナガ、ハシブトガラなど北海道ならではの鳥を見ることができた。
その日の落石岬での記録を見ると、アカゲラ、マキノセンニュウ、ノビタキ、シアマオジ、ショウドウツバメ、ベニマシコ、ウソ等20種見ているが、霧で霞んでいたせいか、写真はシマセンニュウしか撮れていない。写真では判別は難しいが、記録にはシマセンニュウと書かれているので、鳴き声で確認したのかもしれない。尾が痛んでいるのか生え変わりの途中なのか不揃いの尾の先に、シマセンニュウに特有の白斑がかすかに見える。
落石岬の後、春国岱に行った。そこでの最大の敵が蚊ということはそれまで知らなかった。立ち止まって双眼鏡を覗いていると、ものすごい数の蚊が集まってくる。あわてて逃げると、自分のシルエットの蚊の塊が一瞬残り、すぐにこちらに寄ってくる。普通、蚊柱はユスリカが多いようだが、蚊も文字通り蚊柱を作ることがあるようだ。とても鳥など見ていられる状況ではなく、すぐに退散し、白鳥台に向かった。春国岱にも人一人いなかった。
写真は白鳥台で見たタンチョウで、水辺に居たので、風連湖畔だったのだろうか。タンチョウがいた所はかなり離れていたと記憶している。
ドライブイン(今ではその辺りに「道の駅スワン44ねむろ」があるらしい)で根室行のバスを待っていると、私の格好を見た相客が、バスは当分来ないからと、車に乗せて下さった。ありがたいことで、当時はそういうことが珍しくなかった。
北海道への行きは苫小牧航路のフェリーに乗り、船上から鳥を探した。記録にはオオミズナギドリ、アカエリヒレアシシギ、ウミネコしか残っていない。札幌に向かう途中、ウトナイ湖サンクチュアリに寄り、シマエナガ、ハシブトガラなど北海道ならではの鳥を見ることができた。
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