ミヤマホオジロ2025/01/17 20:01


学名がラテン語で優雅なホオジロと名付けられたミヤマホオジロ(Emberiza elegans)。初めて見たのは関西の低山で、その後北陸や離島で何度か見たが、関東では比較的少ないようで、いつもの都内の公園でもあまり記録がないらしい。
ところが、昨年11月のこと、公園の葦原でヒクイナを探していたところ、常連さんがどこからか飛んできた小鳥にカメラを向けると、「ミヤマホオジロ」と控えめに叫んだ。あわててカメラを向けたが間に合わず飛んでしまったが、森の手前の桜の枝に止まった。急いでそこまで駆け寄り、何とか3枚だけ撮ることできた。上はそのときのもので、少し距離があったので荒い写りだけど、気持ちとしては十分だ。すぐに森の方に飛び去ってしまったので、2、3分間の出来事だったが、その幸運に恵まれたのは、たまたま近くで昼食中だった常連さんを含め、5、6人だけだった。翌月には、近くにフクロウも立ち寄ったそうだ。いるとわかっている鳥でも撮るのは楽しいが、思いがけない出会いは格別嬉しいものだ。
   
今年に入って、隣県の公園にミヤマホオジロが入り、連日カメラマンで賑わっているという情報を得た。昨年の出会いがあったので、もういいかと思ったが、キクイタダキもいると聞いたので、行ってみることにした。
結局、目当てのキクイタダキは残念ながら見つからず、その公園の常連さんの話でも今季は入っていないということだったので、あきらめてミヤマホオジロのスポットに行ってみた。そこは午前中は賑わっていたようだが、午後には数人になっていた。しばらく待っていたら園路に出て来て木の実を食べ始めた。
下はそのとき撮ったもので、昨年の桜の木よりは近く、結構長い時間見ることもできたが、やはり昨年の方が格段に思い入れがある、

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