ビロードキンクロ2024/04/10 21:27

しばらくご無沙汰だった三番瀬に春の渡りの様子を見に行った。シギチはダイゼン、ハマシギ、ミユビシギ、オオソリハシシギ、ミヤコドリ位で、はっきりした夏羽の個体は少なかった。港湾側を見ようと突堤に出ると、脇の干潟に向かって数人がカメラを向けていた。近づいてみると、ビロードキンクロが干潟で休んでいた。ビロードキンクロを近くで見たのははじめてのことだ。図鑑によれば嘴は橙赤色、黄色、黒ということだが、この個体は、嘴基部側は赤、脇は黄色、中央部にある薄ピンク色の帯から先は朱色に見える。上嘴基部にある瘤に大きく貫通している鼻孔が特徴的だ。
それにしても、R8のAFは優秀で小鳥にはバッチリでも、なぜかカモ類のような鳥には相性が悪いように感じているが、気のせいだろうか。特にビロードキンクロのような眼は、瞳を認識しにくいのかもしれない。


そこにいたあるカメラマンは、ヒメハマシギがいるらしいが一人では見つけられないと話していた。確かにハマシギの数と潮の状態からすると探すのは難しそうだった。
後日のネット情報では、その後の数日間ヒメハマシギを目当てに多くのカメラマンが早朝から集まったそうで、見事な写真がアップされている。
何とかしてあと25種、ライファーを増やしたいと思っていはいるが、なぜか海の鳥にはそこまで情熱的になれず、干潟よりも公園でオオルリやキビタキを見たいなどと思っているうちは、なかなか増えそうもない。シギチやカモメが増やす近道なのはわかっているのだけれど。
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