ミゾゴイ2023/11/30 21:41

公園の林でミゾゴイを見た。大きな木の裏に入ったり、低木の枝の間にいたりして、なかなか全身を見せてはくれず、葉被り枝被りの写真を撮るのが精いっぱいだった。目の周りと目先に少し水色が残っている。
ミゾゴイはこれが初見で、いわゆるライファーが半年ぶりに一種増えた。
それにしても、近頃のカメラの手ブレ補正機能は優秀だ。焦点距離はFF換算800mmでシャッタースピードは1/15秒という超低速なのに、少なくともミゾゴイの目はブレていない。但し、大抵の場合は、手ブレ補正は効いても被写体ブレはカメラやレンズではどうにもならないので、低SSだとクズ写真の山になってしまう。

ところで、公園の林内には「園路外(樹林地)には立ち入らない」とか、「緑地に入らないでください。・・・小さな自然を踏んでいませんか」と書かれた看板が設置されていて、舗装された園路外は立ち入り禁止になっている。それでも、皆が園路上からミゾゴイを撮っているときに、非舗装地に回り込んで、先にいた人を遮るCMがいて、常連さんに叱られていた。以前、ベンケイヤマガラがエゴの実で誘因されていたところでは喧嘩騒動になったそうで、その後ロープが張られてしまった。別の日には、アオゲラを撮ろうとして樹林の中に入り込み、注意されている人が何人かいた。ロープが無くても園路外は立ち入り禁止なのだから、ロープが張られているところはバードウォッチャーの恥の印だ(昆虫・植物採集家によるものもあるかもしれない)。

因みに、その公園からは「撮影についてのお願い」というお知らせがあって、「撮影目的が、営利・非営利に関わらず、公園の一定の場所を一定の時間、排他的、独占的に使用するような場合」は事前の許可申請が必要で、家族での撮影も対象になる場合がある、ということだ。野鳥撮影が目的の場合、厳密に解釈すると、あるスポットで一定時間動かずに粘ると、必然的にその位置は排他的になるので、事前の許可申請が必要ということになる。
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