コゲラ三態 ― 2023/05/02 20:11
このところ、どこに行ってもコゲラをよく見かける。したがって、可愛いからという理由も勿論あるにしても、撮る写真はコゲラが多くなる。
右の個体は、赤い羽根がわずかに見える。
コゲラ、メジロのような小規模な樹林でも繁殖できる鳥は1970年代から段々分布が拡がってきており、ヤマガラ、キビタキのような樹林性がより強い鳥も近年急激に分布が拡大しているらしい。逆に、モズやヒバリは1970年代から1990年代にかけて急激に減り、セッカやホオジロは分布が徐々に減少しているらしい。(以上、植田睦之・佐藤 望、バードリサーチニュース2018年1月: 1)。
確かに、以前は見かけなかったようなところでヤマガラを見た。また、島木赤彦の「高槻の こずえにありて 頬白の さへづる春と なりにけるかも」という歌があるが、春になってもホオジロの囀りを聞いていない。
右の個体は、赤い羽根がわずかに見える。
コゲラ、メジロのような小規模な樹林でも繁殖できる鳥は1970年代から段々分布が拡がってきており、ヤマガラ、キビタキのような樹林性がより強い鳥も近年急激に分布が拡大しているらしい。逆に、モズやヒバリは1970年代から1990年代にかけて急激に減り、セッカやホオジロは分布が徐々に減少しているらしい。(以上、植田睦之・佐藤 望、バードリサーチニュース2018年1月: 1)。
確かに、以前は見かけなかったようなところでヤマガラを見た。また、島木赤彦の「高槻の こずえにありて 頬白の さへづる春と なりにけるかも」という歌があるが、春になってもホオジロの囀りを聞いていない。
アオサギの地表での営巣 ― 2023/05/03 21:04
家から自転車で10分程のところに調節池緑地がある。緑地の立入禁止区域になっている葦原からセッカやオオヨシキリの声が聞こえてくるが、姿は見えない。立入禁止区域を見下ろせる外周路から、葦の間に多数のアオサギがいるのが見えた。アオサギは通常樹上で営巣するが、近くに設置されている看板の説明によると、ここでは地表の営巣状態を上から観察できる日本でもまれな場所とのことであり、「ここ以外で(地表で)営巣している場所をご存じでしょうか?」と書かれていた。
嘴が見える個体には、嘴に赤い婚姻色が見られるものも少なくなかった。
嘴が見える個体には、嘴に赤い婚姻色が見られるものも少なくなかった。
翔ぶ鳥 ― 2023/05/04 19:36
フィルム時代は、シャッター速度を稼ぐためにレンズが重くて手持ちで撮るのが大変で、かといって三脚を使って動きの速い鳥を追いかけるのも難しく、おまけにフィルム代・現像代を考えると歩留まりの悪い撮影はできない。したがって、空を飛ぶ鳥は、中型以上の鳥を除けばほとんど撮ったことがなかった。
今の機材(EOS R7+RF 100-500)はたまに一脚、普通は手持ちなので、飛びものも撮りたいと思うようになった。何といっても、何枚撮ってもタダというのが嬉しい。
犬の散歩を兼ねて調節池緑地に行った。犬連れで入れるエリアはたくさんのツバメが飛び交っているので、ツバメに挑戦することにした。職場の同僚がツバメを撮っているというので、それに刺激されたというのもある。
しかしまぁ難しい。歩留まり数%というところか。ピントが合わないときは撮影されないような設定(ピント優先)にすれば無駄なコマを減らすことができるが、R7では、ピント優先はワンショットAF時だけで、サーボAFでは設定がない。他機種、例えばニコンZ6ではAF-C(コンティニュアスAFサーボ)+フォーカス優先という設定ができるらしい。飛びものを撮るときは、そういう設定があった方がよいと思う。
ついでに撮ったカワラヒワ。 波状飛行をする鳥が羽根をすぼめるときは、まるでロケットのようだ。設定が悪いせいか、手ブレ(被写体ブレ?)してしまった。フィルム時代はISO不変で絞り開放が前提なので絞り優先だったが、ISOを変更できるデジタルではシャッター速度優先にした方がよいかもしれない。
今の機材(EOS R7+RF 100-500)はたまに一脚、普通は手持ちなので、飛びものも撮りたいと思うようになった。何といっても、何枚撮ってもタダというのが嬉しい。
犬の散歩を兼ねて調節池緑地に行った。犬連れで入れるエリアはたくさんのツバメが飛び交っているので、ツバメに挑戦することにした。職場の同僚がツバメを撮っているというので、それに刺激されたというのもある。
しかしまぁ難しい。歩留まり数%というところか。ピントが合わないときは撮影されないような設定(ピント優先)にすれば無駄なコマを減らすことができるが、R7では、ピント優先はワンショットAF時だけで、サーボAFでは設定がない。他機種、例えばニコンZ6ではAF-C(コンティニュアスAFサーボ)+フォーカス優先という設定ができるらしい。飛びものを撮るときは、そういう設定があった方がよいと思う。
ついでに撮ったカワラヒワ。 波状飛行をする鳥が羽根をすぼめるときは、まるでロケットのようだ。設定が悪いせいか、手ブレ(被写体ブレ?)してしまった。フィルム時代はISO不変で絞り開放が前提なので絞り優先だったが、ISOを変更できるデジタルではシャッター速度優先にした方がよいかもしれない。
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