フィルム時代の鳥見記録(北海道 霧多布岬) エトピリカ 今では幻2023/09/15 22:50

落石岬に行った翌日、エトピリカを見たくて霧多布岬(正確には湯沸(とうふつ)岬というらしい)に行った。根室線の駅からバスで30分、バス停から1時間ほど歩いてようやく岬の突端(トッカリ岬)に着いた。霧多布も落石岬同様に霧が濃く、今は廃止された霧信号所の霧笛が大音量で響いていた。遠くで聴くと郷愁を覚えるが、近づくとけたたましい。霧のせいで、写真のエトピリカは霞んでいる。記憶の中のエトピリカは色鮮やかだけど。

上の写真は、岬の先の近くの小島(ピリカ岩というらしい)で、オオセグロカモメが営巣していた。エトピリカがいたのはピリカ岩だったのか、他の岩だったのか記憶が曖昧だが、オオセグロカモメと一緒に写っている。
今では霧多布岬でエトピリカを見るのは難しいらしく、繁殖を促すためにデコイを設置しているらしい。そういう記事を読んで、まさか自分が見たのがデコイってことはないよなと思い、フィルムを調べてみたら、下の写真のようにオオセグロカモメは動いていないけれど、エトピリカは顔を動かしているのでほっとした。デコイの設置は1995年からだそうで(STRIX Vol.17, p12, 1999)、自分が見たのはその10年前なので、いずれにしても生体であることは間違いない。
霧のないときにもう一度エトピリカを見てみたいと思うが、そういう日はもう来ないだろうなぁ。


上の写真は、突端近くのコケシのような岩。

霧多布では、他にケイマフリ、ウミスズメを見ている。
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