RF200-800mm F6.3-9 IS USM2024/02/20 21:59


この記事を書いた時点では、タイトルは「AFが効かない(?)RF200-800mm F6.3-9 IS USM」というものでしたが、不調の原因はフィルターだった可能性が高いので、訂正します(2024/03/05)。

以下は投稿時の内容(取消線は2024/03/05に付加)
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上の写真は、RF200-800との比較のために、RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM+RF1.4x(EOS R7)で撮ったものだ。カワウ、カワセミともに、AF精度も解像度も全く問題ないと思われる。AF設定は、AFサーボ、動物優先、瞳検出する、エリアは領域拡大AFだ(以下、同様)。
(タイトルとは関係ないが、普段は地味なカワウも、繁殖羽は意外ときれいだ。)

RF200-800は、 以前の記事で書いたように、EOS R8には長焦点レンズが必要と考え、ネットショップに発注したものだ。キヤノンのオンラインショップでは納期約4か月ということだったが、2か月程で届いた。
メーカーのデータでは、RF100-500mm+RF1.4xよりも、テレ側ではRF200-800mmの方がMTF特性が優れている。また、信頼しているサイトによれば、RF200-800はR7と相性がよいとのことで、シャープな写真があげられている。ところが、何度か使ってみたが、フォーカスが合わないのか、まともな写真が撮れずに往生している。

下の写真は、R7+RF200-800で撮ったカワウをトリミングしたものと、トリミング倍率を下げたもの。左:f800mm 右:f700mm
どうもすっきりしない。


下の写真は、R7をR8に変えた以外は上と同様で、やはりすっきりしない。


次の写真は、RF100-500+RF1.4xで撮ったもので、左がR7、右がR8。最初のもの程ではないにしても、RF200-800に比べればはるかに良好だ。



最後の写真は、左はR8+RF100-500+RF1.4(フィルム換算700mm)、右はR7+200-800(フィルム換算1280mm)で撮ったカワセミだ。同じ大きさになるようにトリミングして比較すると、AF精度は左の方が高いようだ。


カワセミもカワウも、観察窓の隅にレンズを固定して撮っているので、手ぶれが原因ではないだろうし、ここには示さないがマニュアルフォーカスで撮ったものではそこそこピントが合うことがあり、RF100-500(+RF1.4)では全く問題ないからカメラのせいでもなく、ほぼ同時に撮っているから他の要因や技術のせいでもないだろう。結局、RF200-800のAF精度に問題があるとしか思われない。

怪我の功名といってよいのかわからないが、RF100-500は、1.4xエクステンダーを付けても実用上ほとんど問題ないことを再確認できた。RF100-500+RF1.4xがワイド端側を使えないことを除けば、RF200-800を使わなければならない理由が見当たらなくなった。
RF200-800は個体不良に当たってしまったのか、使い方に問題があるのか、さて、どうしたものか。
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