秋の渡り-ノビタキ2025/10/08 21:26

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9月下旬になると、公園の広場の草むらにノビタキが入る。その頃になると、人が近づくのを嫌うノビタキを、草むらから離れた所から双眼鏡で探す。草の天辺に止まっている鳥は大抵はモズだが、運が良ければノビタキがいることがある。9月末の、昨年と同じ日にノビタキを見ることができた。
メスや秋のオスのノビタキは格別綺麗というわけでもないが、なぜかある種の植物と相性がよく、コスモスやソバ畑のノビタキを楽しみにしているカメラマンが少なくないようだ。
上の写真はただの草ノビだが、秋らしい風情は多少はあるかなと思う。
因みに、機材はOM-1 mark II/M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 ISだ。

マイクロフォーサーズOM-1 Mark II2025/10/05 21:53

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このところ使っているカメラはEOS R5 Mark II(R5m2)、レンズはRF200-800mm F6.3-9 IS USM(RF200-800)だ。この組み合わせに大きな不満はなく、当分使い続けるだろう。
以前は、R7(後にR8)とRF100-500mm F4.5-7.1 L IS USMを使っていたが、レンズはRF200-800、カメラはR8を経てR5m2を使うようになってからは、R7もRF100-500もはほとんど出番がなくなり、たまに電車で遠征するときに使う位になっていた(R8はR5を買うときに下取りに出している)。そうなると、RF1.4xエクステンダー(テレコン)も使う場面がない。したがって、下取り価格が下がらないうちにそれらを何とかしたいと思っていた。
   
ところで、いつもの公園には、長年一眼レフや大砲レンズを使った末に、OM SYSTEM(旧オリンパス)に行きついた先輩方がいる。年齢相応の軽いシステムが好まれるだけでなく、使い勝手やAF性能が野鳥写真に適しているようで、何度か頂いたプリントは小型センサーとは思えない写りだ。
そこで、R7,RF100-500、RF1.4xを、OM-1 Mark II(OM1m2)、M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS(ED100-400)、MC-14(1.4xテレコン)に置き換えることにした。某カメラ店で支払った額は810円だった。
OM1m2/ED100-400のメリット・デメリットは以下のとおりだ。
   
(メリット)
①小型軽量
いうまでもないことだが、センサーがマイクロフォーサーズ(M4/3)で、レンズの焦点距離400mmはフルサイズ機の800mmに相当するので、レンズも含めてかなり軽量になる。R5m2/RF200-800は約2.8kg(バッテリー・カード込み)、OM1m2/ED100-400(バッテリー・カード・三脚座込み)は1.9kgだ。
因みに、以前散歩用として使ったことのあるR10/RF100-400mm(約1060g )に比べるとOM1m2/ED100-400は840gほど重いが、前者はテレ端でフルサイズ換算640mm相当(F値は8)であるのに対し、後者は800mm相当(F値は6.3)なので、単純に比較はできない。
   
②レンズが明るい
レンズ口径が小さくてもそれ以上にセンサーが小さいからF値が低い。同じ600mm相当でもR5m2/RF200-800はF9だが、OM1m2/ED100-400は6.3と明るい。但し、それが本当にメリットになるのか、小型センサー故のダイナミックレンジやノイズの問題で相殺されてしまうのか、ある程度使ってみないとわからない。
   
③被写界深度が深い
レンズの実焦点距離が短いので、被写界深度が深いはずだ。
   
④手ブレ補正が強力
数値上は手ブレ補正の効果は同等のはずだが、実際に使用してみるとOM1m2/ED100-400は驚くほどブレない。機材が軽量な分、ブレ難いのかもしれない。但し、シャッターボタンを半押ししないと手ブレ補正が起動しないので、慣れが必要だ。
   
(デメリット)
野鳥撮影ではほとんどの場合トリミングが前提となるが、M4/3は画素数が少ない分、解像度が低いのが難点だが、これは当然というか、織り込み済みのことだ。このデメリットは、テレコンを使用して、被写体当たりの画素数を上げることによっていくらか解消できるかと期待している。
一方、OM1m2はセンサーが小さい割には画素数がある程度確保されているので、R5m2よりも画素密度はかなり高い(画素ピッチが小さい)。そのことがどの程度画質に影響するのか、使っているうちにわかるだろう。
   
上の写真は、OM1m2/ED100-400で撮ったカワセミで、OM WorkspaceでRAW現像したものだ(同ソフトのAIノイズリダクションを適用)。
下は、上の写真と同じときにR5m2/RF200-800で撮ったカワセミで、C-RAWをDigital Photo Professional 4で現像したものだ(ニューラルネットワーク ノイズリダクションを適用)。尚、こちらはブログ仕様の制限により、ファイルサイズを下げてある。

ハス池のツバメ2025/07/06 21:45

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6月下旬、ハスの花が開き始める頃になると、公園のハス池にツバメが飛び交うようになる。朝早いうちは、ハスの茎の間を縫うように飛ぶことが多いので、運がいいとハスの花をバックに撮ることができる。
   
ドットサイト照準器のターゲットマークをツバメに合わせて連射しているとテンションが上がるが、撮った画像を確認すると、ほとんどがフレームから外れているか、入っていてもピンボケだ。それでも、カメラは昨年はEOS R8だったのが今年はR5 mark IIになり、最近雲台をフリーターン雲台からカウンターバランスに替えたおかげか、多少歩留まりがよくなったような気がする。カウンターバランス雲台はターゲットを狙いやすいし、R5 mark IIは飛びもののAF精度が高いように思う。
ただ、mark IIになってローリングシャッター歪みが低減し、鳥の羽の変形はかなり抑えられているとはいえ、カメラを横に振ると垂直のものが傾くことが多い。
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