道東遠征-その3 シマフクロウ ライフリスト300種達成 ― 2026/03/05 21:06
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オオキアシシギの記事で書いたように、遠征前に目標のライフリスト300種まであと3種となり、今回の道東遠征で目標を達成できることを期待していた。そして、300種目は羅臼のシマフクロウか、年初に飛来が確認されていたハクトウワシで飾りたいと思っていた。シマフクロウは、今回の遠征で一番見たかった鳥だ。残念ながら、ハクトウワシは風連湖で1月まで観察されていたそうだが、2月に入って行方がわからないとのことだった。
いずれ投稿する予定だが、羅臼を訪れる前に落石岬でオオワシを見て298種、タンチョウを見に行った鶴居村でキバシリを見て299種になっていた。
シマフクロウを撮った場所は、行ったことのある人なら写真を見ればおわかりと思うが、宿の前の沢で餌付けされ、観察・撮影用のLED照明が設置されているところだ。完全な天然の環境とはいえないが、自然保護(絶滅危惧種の保護・生存支援)と地域振興・観光資源の両立という名目で長年行われてきたらしい。また、餌付けされたシマフクロウは足環が付けられているが、その個体に限らず、多くのシマフクロウには環境省によって保護・繁殖状況の把握のために足環が付けられていて、シマフクロウ自体は自然環境下で生まれ、育っているから、天然のシマフクロウだと言って間違いないだろう。
その宿とは別のホテルでチェックインを済ませてから、暗くなってから人の姿を見せないように16時頃に観察小屋替わりのバスの廃車体に入り、シマフクロウが来るのを待った。しかし数時間経っても現れない。シマフクロウの声がしたのは日が変わってからで、餌場の近くの木に飛来したのは3時半頃だった。そして、餌の魚を捕まえて飛び去るのを2回見せてくれた。一度目は魚を咥えたまま飛び去り、二度目は飲み込んでから飛び立って一旦沢に降りてから飛び去った。
こうして、長年見たかったシマフクロウを見ることができ、念願の300種を達成できた。
結局バスの中で待つこと11時間半、待ちくたびれたが、無事撮れた後は疲れは吹き飛んだ気がした。チェックインしていた市内のホテルに戻り、1時半ほど寝てから温泉に浸かり、流氷クルーズに向かった。
オオキアシシギの記事で書いたように、遠征前に目標のライフリスト300種まであと3種となり、今回の道東遠征で目標を達成できることを期待していた。そして、300種目は羅臼のシマフクロウか、年初に飛来が確認されていたハクトウワシで飾りたいと思っていた。シマフクロウは、今回の遠征で一番見たかった鳥だ。残念ながら、ハクトウワシは風連湖で1月まで観察されていたそうだが、2月に入って行方がわからないとのことだった。
いずれ投稿する予定だが、羅臼を訪れる前に落石岬でオオワシを見て298種、タンチョウを見に行った鶴居村でキバシリを見て299種になっていた。
シマフクロウを撮った場所は、行ったことのある人なら写真を見ればおわかりと思うが、宿の前の沢で餌付けされ、観察・撮影用のLED照明が設置されているところだ。完全な天然の環境とはいえないが、自然保護(絶滅危惧種の保護・生存支援)と地域振興・観光資源の両立という名目で長年行われてきたらしい。また、餌付けされたシマフクロウは足環が付けられているが、その個体に限らず、多くのシマフクロウには環境省によって保護・繁殖状況の把握のために足環が付けられていて、シマフクロウ自体は自然環境下で生まれ、育っているから、天然のシマフクロウだと言って間違いないだろう。
その宿とは別のホテルでチェックインを済ませてから、暗くなってから人の姿を見せないように16時頃に観察小屋替わりのバスの廃車体に入り、シマフクロウが来るのを待った。しかし数時間経っても現れない。シマフクロウの声がしたのは日が変わってからで、餌場の近くの木に飛来したのは3時半頃だった。そして、餌の魚を捕まえて飛び去るのを2回見せてくれた。一度目は魚を咥えたまま飛び去り、二度目は飲み込んでから飛び立って一旦沢に降りてから飛び去った。
こうして、長年見たかったシマフクロウを見ることができ、念願の300種を達成できた。
結局バスの中で待つこと11時間半、待ちくたびれたが、無事撮れた後は疲れは吹き飛んだ気がした。チェックインしていた市内のホテルに戻り、1時半ほど寝てから温泉に浸かり、流氷クルーズに向かった。
道東遠征-その2 シマエナガ ― 2026/03/02 22:36
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野鳥好きでなくても人気が高いシマエナガ。上は釧路市の公園で撮ったものだ。
エナガの亜種として、日本にはエナガ、チョウセンエナガ、キュウシュウエナガ、シマエナガの4種がいる。国際動物命名規約第4版によれば、名義タイプ亜種(基亜種または原名亜種)は種小名と亜種小名が同じになるが、それによるとヨーロッパ北東部からシベリアにかけての地域や日本、朝鮮半島に生息するAegithalos caudatus caudatusが名義タイプ亜種と考えられる。シマエナガはそれのシノニム(同物異名)という研究もあり、それが正しければシマエナガは学名の基準となった亜種と同じいうことになる。
一方、標準和名については、主要な亜種の和名は種和名と一致させるという原則がある(日本鳥類目録第6版「はじめに」。但し、第8版では例外が設けられている)。それにしたがえば、本州で繁殖する亜種エナガが主要な亜種ということになる。
なぜ上のような面倒なことを考えるかというと、シマエナガばかりがもてはやされ、他の亜種のエナガがなおざりにされているように感じていて、なぜシマエナガがことさら亜種名で呼ばれるのか、不思議だったからだ。アカゲラ通信2023年4月号((公財)札幌市公園緑化協会 旭山記念公園管理事務所)に「2つ以上の亜種が同じ地域に生息していない場合は亜種名で呼ばれないことが多いです。 しかし、シマエナガはシマエナガとして広まって人気者となり、エナガと呼ぶことで混乱する可能性が高くなったので、一般的にシマエナガと呼ばれています。」と書かれているように、やはりシマエナガは人気者だからということなのだろう。
それはともかく、どう呼ばれようとシマエナガが格別可愛いことに間違いはない。
下は、鶴居村のタンチョウサンクチュアリで撮ったもので、駐車場近くの木にいたものだ。エナガの鳴き声は自分にも聞こえるので見つけやすい。
野鳥好きでなくても人気が高いシマエナガ。上は釧路市の公園で撮ったものだ。
エナガの亜種として、日本にはエナガ、チョウセンエナガ、キュウシュウエナガ、シマエナガの4種がいる。国際動物命名規約第4版によれば、名義タイプ亜種(基亜種または原名亜種)は種小名と亜種小名が同じになるが、それによるとヨーロッパ北東部からシベリアにかけての地域や日本、朝鮮半島に生息するAegithalos caudatus caudatusが名義タイプ亜種と考えられる。シマエナガはそれのシノニム(同物異名)という研究もあり、それが正しければシマエナガは学名の基準となった亜種と同じいうことになる。
一方、標準和名については、主要な亜種の和名は種和名と一致させるという原則がある(日本鳥類目録第6版「はじめに」。但し、第8版では例外が設けられている)。それにしたがえば、本州で繁殖する亜種エナガが主要な亜種ということになる。
なぜ上のような面倒なことを考えるかというと、シマエナガばかりがもてはやされ、他の亜種のエナガがなおざりにされているように感じていて、なぜシマエナガがことさら亜種名で呼ばれるのか、不思議だったからだ。アカゲラ通信2023年4月号((公財)札幌市公園緑化協会 旭山記念公園管理事務所)に「2つ以上の亜種が同じ地域に生息していない場合は亜種名で呼ばれないことが多いです。 しかし、シマエナガはシマエナガとして広まって人気者となり、エナガと呼ぶことで混乱する可能性が高くなったので、一般的にシマエナガと呼ばれています。」と書かれているように、やはりシマエナガは人気者だからということなのだろう。
それはともかく、どう呼ばれようとシマエナガが格別可愛いことに間違いはない。
下は、鶴居村のタンチョウサンクチュアリで撮ったもので、駐車場近くの木にいたものだ。エナガの鳴き声は自分にも聞こえるので見つけやすい。



















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