サンコウチョウの抱卵 ― 2024/07/28 20:44
6月に東京西部の神社にアオバズクを見に行った帰りに、近くにあるサンコウチョウで知られる公園に寄った。園内を歩いていると森の奥にカメラを向けた人だかりがあり、聞けばサンコウチョウの巣があるということで、三脚を据えている方が場所を教えてくれた。
日本野鳥の会が策定した「野鳥観察・撮影のガイドライン」には、「営巣中、育雛中の野鳥や巣へは近づかない」、「巣や巣立ち雛に遭遇した場合、すみやかにその場を離れるようにしましょう」とあり、「営巣中等の写真や映像をSNSで公開しない」とも書かれている。
サンコウチョウの巣と園路との間は小さな谷になっていて、双眼鏡でようやく確認できる程度の距離があった。着いたときに抱卵していたのはメスで、オスと代るのを待とうかと思ったが、最寄りのバス停から公園までの途中で思いがけずハチクマを見られて満足していたことと、ガイドラインが頭の隅にあったことから、早々に切り上げることにした。
ところで、ガイドラインを忠実に守ると、抱卵中の写真は撮れないし、たとえ撮ったとしてもSNSには上げられない。因みに、SNSで公開しないとする理由は、見た人に「自分もこんな写真・映像を撮りたいと思わせる」からということだ。巣や抱卵の放棄を避けるとか、撮影地を公開しないとか。珍鳥情報は鳥が撮影地からいなくなってからというのはそのとおりだが、上の理由はどうなのだろうと思う。
自分なりには、鳥の種類にもよるだろうが、巣からある程度の距離をとり、手持ちでさっと撮る程度は許容範囲で、SNSでの公開も、場所を特定せず抱卵期間を過ぎれば許されてもいいと思っている。というわけで、この記事をアップした自己弁護です。
日本野鳥の会が策定した「野鳥観察・撮影のガイドライン」には、「営巣中、育雛中の野鳥や巣へは近づかない」、「巣や巣立ち雛に遭遇した場合、すみやかにその場を離れるようにしましょう」とあり、「営巣中等の写真や映像をSNSで公開しない」とも書かれている。
サンコウチョウの巣と園路との間は小さな谷になっていて、双眼鏡でようやく確認できる程度の距離があった。着いたときに抱卵していたのはメスで、オスと代るのを待とうかと思ったが、最寄りのバス停から公園までの途中で思いがけずハチクマを見られて満足していたことと、ガイドラインが頭の隅にあったことから、早々に切り上げることにした。
ところで、ガイドラインを忠実に守ると、抱卵中の写真は撮れないし、たとえ撮ったとしてもSNSには上げられない。因みに、SNSで公開しないとする理由は、見た人に「自分もこんな写真・映像を撮りたいと思わせる」からということだ。巣や抱卵の放棄を避けるとか、撮影地を公開しないとか。珍鳥情報は鳥が撮影地からいなくなってからというのはそのとおりだが、上の理由はどうなのだろうと思う。
自分なりには、鳥の種類にもよるだろうが、巣からある程度の距離をとり、手持ちでさっと撮る程度は許容範囲で、SNSでの公開も、場所を特定せず抱卵期間を過ぎれば許されてもいいと思っている。というわけで、この記事をアップした自己弁護です。
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