ショウジョウトンボ(猩々蜻蛉)2024/08/24 21:59

(上は6月、下は7月)
   
オスの赤い体色から名付けられたショウジョウトンボ。ショウジョウトンボは赤いのにアカトンボの仲間ではなく、反対に、赤くないのにアカトンボの仲間といわれるナニワトンボというのが瀬戸内海周辺にいるそうだ。アカトンボとは、単に赤いトンボではなく、アカネ属に属するトンボのことらしい。
其角の作った句を芭蕉が順序を直した「とうがらし はねをつけたら あかとんぼ」という句があるが、ショウジョウトンボを見てそんなことを思い出した。因みに、「あのねのね」の赤とんぼの唄の「赤とんぼの羽をとったらあぶら虫」という歌詞の本歌は唐辛子だろう。

コフキトンボ2024/08/18 23:26

公園で見られる代表的なトンボの一種であるコフキトンボ。胴体が粉を吹いたように見えるのでその名がついている。よく似ているシオカラトンボは尾の黒い部分が長い。
オスとメスはよく似ているが、メスの中には上の写真のように羽が赤く粉を吹かないオビトンボ型と呼ばれる変異型がいて、この公園ではよく見られるが、西日本にはいないらしい。
   
こちらはオスと思われる個体。メスより腹が若干平たく、付属器ははっきりわからないが真っすぐに見える。

   
下は通常型のメスと思われる。腹がオスよりふっくらしていて、尾毛が曲がっているように見える。上のオビトンボ型でも尾毛が下に曲がっているのがよくわかる。

   
こちらはハスの花に留まったオス。腹は平たく付属器は真っすぐのようだ。

   
上記のことは、自分のメモのようなものなので、違っていたらご容赦頂きたい。

コシアキトンボ(腰空蜻蛉)2024/08/05 21:08

公園ではシオカラトンボやコフキトンボと並んでよく見られるトンボ。腰の空いているように見える部分がオスでは白くてメスでは黄色く、メスは腰の黄色の部分に黒い線があり、翅の先が黒いらしい。ここまで書いて、オスメスの違いを認識して見ていなかったことに気が付いた。次に見たときは、その辺りをしっかり見てみようと思う。
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