オオタカの営巣から巣立ちまで-プロローグ2025/06/29 21:11

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公園のオオタカの巣材運びについて書いてから3か月が経った。昨年は森の入り口付近で営巣したが、人通りが多いためか、残念ながら放棄された(あるいは失敗か?)。一方で、サンクチュアリ内では3羽が無事育った。
   
今年は反対に、サンクチュアリでは近くの護岸工事が始まった途端、繁殖行動は終わってしまったが、森では営巣、抱卵、孵化に成功し、3羽のヒナが育っている。その間、ほとんどのカメラマンは巣から離れた所に飛んで来る親の行動を観察していたが、ヒナの声が聞こえるようになってある程度経ってから、巣を観察するようになった。 (因みに、国立科学博物館附属自然教育園では、孵化の確認から2週間以上経過し、ヒナがある程度成長したことで、人為的干渉による繁殖放棄のリスクが少なくなったと判断し、遠隔監視対応IPネットワークカメラが設置されている(遠藤拓洋「自然教育園におけるオオタカの繁殖記録(2019年)」自然教育園報告第52号:25-36 2020)。)
   
これから、巣材運び以降の様子を、何回かにわけてアップしていこうと思う。
上の写真は、孵化後3週間程度と思われる幼鳥3羽のうち、1番子と思われる個体。
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