タマシギ2025/05/23 20:56

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昭和の頃、タマシギが見たくて小机に行ったことがある。その日は生憎タマシギには出会えなかったが、フィールドノートによればアマサギやオグロシギ等を見ている。その頃は横浜線小机駅の北東側には水田が広 がり、当時の探鳥地ガイドには「都会に残された水鳥たちのオアシス」と書かれている。その水田地帯だった所は、今では日産スタジアムや新横浜公園になっていて、昔の面影はないようだ。
   
あれから約40年、出会う機会がないままでいたタマシギが、隣県の田んぼに番い(つがい)でいるという情報を頂いた。翌日行ってみると、農作業車用の通路から70~80mほど離れた田んぼの畦道の手前で、若い稲に見え隠れしながら2羽のタマシギが移動していた。その近くには巣と思われるものもあった。
   
タマシギは一妻多夫、番いでいるのは約一週間で、メスは卵を産み終えると巣から離れて戻ることはなく、抱卵、子育てはオスに任せ、次のオスを求めて移動するそうだ。翌日にはメスは姿を消していたそうで、見に行った日が最後だったらしい。
   
上の写真はメスで、下はオス。遠いし、空気が揺らめいて、ぼやっとした写真しか撮れなかったが、多少はメスのあずき色のような羽色が出ているだろうか。

   
タマシギは初見で、ライフリストは292種になった。
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