へぎ目曲げわっぱ2017/08/25 23:36


最近、小判型の曲げわっぱにはまっている。へぎ板で、通常の曲げわっぱよりもかなり薄く、軽いものである。
各々入れ子の大中小の3つ揃いが、3組ある。どれも骨董市で見つけたもので、最初に中のセット(大が縦12cm)を購入し、小型の弁当箱として使ってみたところ、なかなか具合がいい。その後、黒の小のセット、続いて大のセットを最近見つけた。大のセットは多少漆が剥げているところがあったので、合成漆で修理した。
次は、中と大の間の大きさのものがあればいいなと思っている。

黒塗りの茶器2017/05/02 23:35


平和島骨董市に行き始めて20年以上経つ。今回は連休の混雑を避け、前日(ディーラータイム)に初めて行ってみた。
黒塗りの手頃な茶器を見つけ、購入した。蒔絵の茶器は好きではない。というか、蒔絵でも嵯峨棗のように侘びたものは好きだが、骨董市にあるはずもなく、しかるべきところに行けばあるかもしれないがとても手が出るようなものではない。
買ったものをこれまで持っているものと並べてみた。左から尻張棗、宗旦好小棗、薬器、面中次、面取棗である。2つは作者不詳、その他は一閑、宗哲、春正作である。

益子陶器市・笠間陶炎祭2017/04/30 23:29


初日の昨日は午後雷雨の予想だったので、2日目に行くことにした。昨晩のアド街ック天国で益子が紹介されたので、込むかと思ったが、昨日の方が人出が多く、過去最高だったらしい。
益子では今まで見たことのないような緑釉の器を見つけた。釉掛と焼成を何度か繰り返してこの色を出しているとのこと。
笠間ではいっちん描きの皿と輪線文の丼を購入した。

蕎麦猪口2017/03/08 17:04


伊万里を集めていた頃はそば猪口にはあまり興味はなく、柿右衛門、古九谷、鍋島のような、いかにも磁器らしいものが好きだった。お茶を始め、伊万里をやめてから十年以上経ってから、今更ながらではあるが、いわゆる初期手(実際は江戸中期)の蕎麦猪口が欲しくなった。コンニャク印判や筆描きの高台付のもの(高台付のものは、正確には蕎麦猪口とはいわないらしい)、瓔珞文が逆さのもの等、様々だ。
先日骨董市で、雨降り文の猪口を見つけた。雨降り文は比較的大き目のものが多いように感じられるが、どちらもお酒を飲むにはちょうどよいサイズで、片方は型紙刷りで雨粒が表現されており、もう一方はコンニャク印判で楓が刷られた高台付である。
草花文(露草文)の初期手を手に入れたら蕎麦猪口は卒業しようと思っている。

九年越しの本焼2016/12/09 23:26


ロクロは修理して何とか使えるようになったので、瀬戸の土でいくつか成形してみた。9年前に成形したまま放っておいた茶碗(http://chatsubo.asablo.jp/blog/2007/04/)があったので、今回のものと併せて素焼、本焼をした。窯に火を入れる(電機を流す)のは10年ぶり位である。
窯の金属部分はステンレスで、外見上は問題なさそうだったが、あまりにも時間が経っているので念のため製造元に問い合わせると、大丈夫だろうとのことだった。素焼、本焼(1250℃)も、問題なく昇温した。
土は唐津、釉薬は藁灰釉である。釉薬は乾いていたものに水を加えて撹拌したもので、漉してないので内側にはゴマのような黒点が出てしまったが、まあこんなものだろう。
高台周りは土見せにするつもりだったのに、なぜか総釉にしてしまい、折角の高台内の縮緬皺がわからなくなってしまった。
(写真左は9年前の成形後、右は本焼き後)

久々の轆轤2016/10/01 21:10


「お茶とやきもの」と銘打ってはいるが、ここ数年陶芸からはご無沙汰している。思い立って、窯やろくろを置いてある部屋を整理し、やっと作業スペースを確保した。久々にろくろを廻してみたら、回転毎にゴンゴンとすごい音がする。使用しないときは回転盤とそれを廻すローラーを離しておかなければならないのに(車でいえばニュートラル)、当たったままになっていたため、ゴムの圧縮永久歪みで変形したためである。フットスイッチもスイッチ部材が元にもどらなくなっており、足でオンオフすることができない。

件のろくろは、「ポタロク」という商品名のもので、小型で持ち運びが容易なわりに、出力は他の小型ろくろの倍もあり、優れものだと思っている。残念ながら販売は終了しているようだ。

奥高麗2016/07/27 21:24


以前から持っていた米量(2007/04/06)と違い、こちらは枇杷色、いくつかニュウがあるがほぼ完品、やや井戸よりの熊川形である。
目跡はないが、竹節の三日月高台である。
米量を見慣れたせいか、標準の大きさでも小さく感じてしまう。あと5mm大きければなどと贅沢なことを考えている。

益子陶器市・笠間陶炎祭20162016/04/30 09:27


午前中は益子、午後は笠間に行った。
益子では前から気になっていた大山さんの染付の豆皿を買った。染付といっても、磁器ではなく陶器である。
笠間では橋口さんの角皿を買った。また、昨年笠間焼フェアで志野織部の火入(本来は筒向付である)を買った作家のブースで、その時は見送った織部の関守石を買った。今度の茶事で使ってみようと思う。

オランダ盃2015/10/25 19:23


都内の骨董市で見つけたオランダの盃2種である。
左はデルフトのクリームポットで、色々な大きさや形のものがある中で、小さ目のものである。別の店には、さらに一回り小さなものもあった。
右は外側は無釉で、内側は黄色の釉がかかっている。オランダの17世紀のものとのことである。
どちらも、あまり飲めない身には丁度よい大きさだ。

黄伊羅保2碗2015/09/21 15:34


同じ骨董市でここ何回かの間に見つけた黄伊羅保である。
口造り、高台、釉調、器胎の薄さ、べべらと釉なだれの位置等、よく似ており、同じ陶工の手になると思われる。
口縁は右の方は楕円で、短径は円形の左よりもわずかに小さい。ほんの2、3mmであるが、見た目は随分違うように感じられる。高さは、逆に右の方が高台の高さの分だけ数mm高い。
原色茶道大辞典(加藤唐九郎編)によれば、茶人の間では伊羅保は他の茶碗に比べて疵繕いを極端に嫌うとのことである。残念なことに、両方とも口縁に傷がある。それはともかく、使うには十分である。個人的には、内側は左の方が、外は右の方が好きである。
どちらもかなり薄造りで、湯の熱さが手に伝わるのが早く、伊羅保は薄茶向きといわれているのに得心がいく。それでも左は腰が右よりもわずかに厚く、何とか濃茶に使えないかなと考えあぐねている。