エナガ-巣作りから巣立ちまで2026/06/03 19:33

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3月中頃から、エナガが鳥の羽、苔やクモの糸などの巣材を咥えて飛んでいる姿が、公園のあちこちで見られた。2羽一緒に飛んでいることも多く、見ていると大体の巣の位置がわかる。遠路から見える場所に作られた巣は、カラスのような天敵や人の接近などのためか、放棄されることが多い。見えない所に作られた巣は当然見つからない。したがって、エナガに限られたことではないが、鳥にストレスを与えずに営巣から巣立ちまで観察できる機会は少ない。
ところが、バーダー以外にも多くの来園者や、管理の車や大勢のパート作業員が通る遠路の真上に、エナガが巣作りを始めた。道の真上で見通しがよい所とはいえ、元々人通りが多く、巣の位置が十数メートルの高所だったので、通りすがりに撮る程度は問題ないだろうと思われた。数日するとエナガの姿が見られなくなり、そこも放棄されたと言われていたが、忘れられた頃、エサ運びをしているのが観察された。給餌は30分に一回程度、それも一瞬なので、気が付くバーダーが少なかったのだろう。そして、営巣は続き、ヒナは無事巣立った。
ヒナの巣立ちは、たまたまヤツガシラを見に遠征していた日の朝だったそうで、残念ながら見られず、翌日以降も団子は見つからなかったが、少し離れた所で複数のヒナが飛び交っていたのが観察されたらしい。
上の写真は巣立ち前日に撮った親子で、ヒナは魚のような顔つきだ。
   
下は、4月初めに巣作りを始めた頃

ヒナへの給餌が見られたのは5月初めの頃だった。

下は、巣からヒナの糞のうを咥えて出てきた親鳥

下は巣立ちの5日前で、ヒナ2羽が巣から顔を出している。

巣立ち前日の給餌

カワセミの巣立ち2026/06/06 22:06

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5月の末に、公園の池のカワセミのヒナが巣立った。以前に、孵化した卵の殻の運び出し(「殻出し」というらしい)が観察されていて、それから予想される巣立ちの日から2日遅れだったようだ。この日は3羽のヒナが出たらしく、遅れて巣立ったヒナと合わせて最終的には5、6羽だったそうだが、先に巣立ったヒナは、後のヒナガ巣立つ前に追い出され、全部が同時には揃わなかったと聞いた。
上の写真はザリガニを捕った親がヒナに与えようとしているところだが、幼鳥に対する自立支援なのか、結局親は獲物を渡さずに咥えたまま飛び去ってしまった。
   
下は、巣立ち翌日にザリガニを運ぶ親と、ヒナに給餌しているところ。

   
次も巣立ち翌日で、自前でのエサ取りを促しているのか、早くも追い出そうとしているのか、エサをねだるヒナの嘴を親が咥えているところ。

   
巣立ちから数日後、ヒナが自分で捕らえた獲物を咥えて枝に戻るところ。ヒナの漁を何度か見たが、大抵獲物は小物のようだ。

セイボウ(青い蜂)-ハラアカマルセイボウ・オオセイボウ・クロバネセイボウ2026/06/10 20:56

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6月になると、公園のオミナエシ、ヌマトラノオ、ヒメジョオン等の花に宝石蜂とも呼ばれるセイボウが止まっているのが見られるようになる。上の写真は、セイボウの一種のハラアカマルセイボウ(ハラアカトゲマルセイボウ)で、花はヒメジョオン。6月に入ってすぐに、鳥友さんに教えて頂き、初めて見ることができた。
大きさは、セイボウの中でも小さい部類の5~8mmで、見つけるのが難しく、下のようにタンポポに止まると、めしべの間に入って半分隠れてしまうことがある。セイボウは他のハチの巣に卵を産み付ける寄生バチで、ハラアカマルセイボウはツチスガリというハチの幼虫のエサに卵を産み付けるらしい。このような寄生は、宿主自体から栄養を得るのではなく、宿主の労働を搾取するので、労働寄生(盗み寄生)というそうだ。

   
次は、セイボウの中でも大型のオオセイボウ。花はオミナエシ、ヌマトラノオ(以上2025年7月)、ケイトウ(2025年9月)。オオセイボウの宿主はスズバチ。

   
最後は体長8~13mmのクロバネセイボウ。公園では、観察窓を出入りするのが時々見られるようだ(2025年8月下旬)。宿主はジガバチの一種。

   
セイボウには、他にもミドリセイボウ、ムツバセイボウ等、国内では49種知られているそうだが、まだ上の3種しか見たことがない。
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