蕎麦猪口2017/03/08 17:04


伊万里を集めていた頃はそば猪口にはあまり興味はなく、柿右衛門、古九谷、鍋島のような、いかにも磁器らしいものが好きだった。お茶を始め、伊万里をやめてから十年以上経ってから、今更ながらではあるが、いわゆる初期手(実際は江戸中期)の蕎麦猪口が欲しくなった。コンニャク印判や筆描きの高台付のもの(高台付のものは、正確には蕎麦猪口とはいわないらしい)、瓔珞文が逆さのもの等、様々だ。
先日骨董市で、雨降り文の猪口を見つけた。雨降り文は比較的大き目のものが多いように感じられるが、どちらもお酒を飲むにはちょうどよいサイズで、片方は型紙刷りで雨粒が表現されており、もう一方はコンニャク印判で楓が刷られた高台付である。
草花文(露草文)の初期手を手に入れたら蕎麦猪口は卒業しようと思っている。